【復習】税金って何に使われているの?

政治

 今回のテーマは「税金がどう使われているの?」です。

 小中学校で税金について習いましたが、当時よりも税金が身近な存在になったと思います。

 なので、改めて復習していきましょう。お願いします!!

【1秒 ETU】税金を納める= 国に保険をかける

 国税庁によると、税金は「国民のリスクに備えること(社会保障関係費)に1番使われています。

【1分 ETU】税金のおかげで生活できる

 国民のリスクに備えるお金である「社会保障関係費」医療、年金、福祉など生活に必要なサービスに使われます。

 近年、高齢化の影響により社会保障関係費が増えていましたが、今年はコロナの影響で去年より約35兆円増えました。

 ※コロナ禍大学生のブログもぜひご覧ください!


 他にも公共事業関係費(インフラを整える)、学校教育費地方交付税交付金等(地方によって異なる警察費や消防費などを平等にする)などに使われています。

【3分 ETU】税金は国の借金返済にも使われている

 今の日本では国が集めた税金だけではお金が全く足りません。なので「公債金」という借金を利用して補っています。実際に現在の日本に入っているお金の約6割が税金、約4割が公債金です。

 税金はこの借金(公債費)の返済にも使われています。実は、税金の2番目に使われているお金が「国の借金返済(国債費)」です。残念なことに、今後さらに国の借金が増えていくと言われています。先ほども書いた通り、高齢化社会により「社会保障関係費」が年々増えています。それに加えて少子化も進んでいるので税金を納める人々は少なくなります。この状況が続くと、増税も進んでいきます。しかし、税金を増やすだけでは足りないのでまた借金をするという「負のループ」が永遠と続いていきます。これをどう対処するのかが現在の日本の大きな問題です。

【Plus】どうすれば借金減らせるの?

 結論は、国の収入を増やし、支出を減らせば借金は減ります。

 収入を増やすということは増税をどんどんすることです。しかし実際に増税を行うと、面倒くさいことに大幅に景気は落ち込みます。実際に、2014年に消費税を5%から8%に引き上げたところ長期的な不景気になってしまいました。解決する方法は、「日本が経済大国に返り咲いて、増税する」しかなさそうです。

 支出を減らすというのは、国に不必要なお金を使わせないことです。例えば税金を私物化していると批判された「桜を見る会」(推定200億円)、税金の無駄遣いと批判された「アベノマスク」(260億円)のような国民の多くが得をしないことに税金を使わせないことです。そのためには、僕たち若者も含めて「政治を監視する」ことが今後もっと重要です。

【まとめ】

 今回は「税金がどう使われているのか」について書きました。タイトルで【復習】って書いてますが僕自身知らないことがたくさんあったので、勉強になりました。

 この記事を書くのにあたって初めて国税庁財務省のホームページを見ました。結構わかりやすく解説しているので、オススメです!お時間あれば、ぜひ読んでみてください!!

 税金はもっと奥が深い話なので、これを読んでくださった方全員が税金について少しでも考えていただくことで将来の日本が変わると思います!!ここまで読んでいただきありがとうございました!!

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