17日、LINEは利用者の個人情報が、システム開発の委託先である中国企業から閲覧可能になっていたことを発表しました
いや、どういうこと?
だから、どうなるの?
今回はLINEの個人情報不備問題について、プライバシー問題、GAFAの個人情報の取り扱いについて超ざっくり解説していきます
IT関連
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【1秒 ETU】LINEの個人情報が、中国から閲覧?
中国の企業は、LINE内のトークとか名前、電話番号などの個人情報が見放題(閲覧可能)の状態だった、ということです
【1分 ETU】いつから見放題だったの?
最近報道されてるから、一瞬だけ見放題やったんやろ?
17日に発表したことで、つい最近の情報が見放題だったと思う方もいると思います
ですが、実は2018年8月から2021年2月までの2年以上の間、中国企業は見放題の状態でした
【1分 ETU】どうして見放題だったの?
てか、そもそもなんでアクセスできたん?
個人情報が見放題だった中国企業は、LINEの違反通報内容の分析ツールの開発業務をしている企業です
具体的に言うと、トーク内での迷惑行為をLINEが検知するシステムを開発しています
このシステムを開発するのに、トーク内のメッセージや画像、氏名、電話番号などの個人情報が含まれていたので、アクセスし放題だったということです
参考
【1分 ETU】個人情報保護法に違反すると、、、
LINEの発表によると、今のところ個人情報が漏えいしたり、悪用されていることはないとのことです
現時点では、個人情報保護委員会はLINEに対して何も言っていないので、個人情報保護法的には何の問題はないとされています
もし、個人情報保護法に違反しているとLINEの信用はガタ落ちします
名前の通り「個人情報をちゃんと守ろうぜ」という法律で、流出して悪用してしまうと罰せられることがあります
個人情報を取り扱うLINEにとって、信用がなくなることほどヤバいことはないので、今回の件でよりセキュリティを高めないといけません
【1分 ETU】GAFAの個人情報の取り組み
Appleはプライバシー問題にかなり積極的に取り組んでおり、ATTというデータ追跡の許可を要求するシステムを開発しました
ATTによるデータ追跡の許可を拒否すると、「あなたにおすすめ」みたいな追跡型広告をブロックすることができます
ATTの影響が結構デカいGoogleは、Appleの方針に同意しましたが、Facebookは「広告効果に頼る企業の損失どないすんねん」みたいな感じで、批判しています
参考
Appleの個人情報保護強化にGoogleは賛同、Facebookは…
まとめ
今回は、LINEの個人情報不備について解説しました
LINEは最近、ヤフーとの統合やLINEMOなどで良い感じでしたが、1番大事な個人情報に問題があるのは勘弁して欲しいです
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今回は以上です、ここまで読んでいただきありがとうございました!!