※この記事は5分1秒で読めます
17日の予算委員会にて、マイナンバーが中国に流出した可能性があることを指摘されました
「マイナンバー制度が導入されたのは知ってるけど、結局何がしたいん?」
「昨年マイナポイントってよく聞いたけど、アレなに?」
「流出ってどんくらいヤバいん?」
と思っている人も多いと思います
そこで今回は「マイナンバー制度」について、ゆる〜く解説していきます
【政治関連】
【1秒 ETU】そもそもマイナンバーとは
学校の出席番号みたいな番号で、日本の住民票に書いてある12桁の個人番号です
【1分 ETU】なんでマイナンバーが必要なんスか
マイナンバーは「社会保障」「税」「災害対策」の3分野で、個人情報が同一人の情報であることを確認するために活用されます
上に書いたのは政府が載せている内容でよくわかりませんが、超簡単に説明すると「マイナンバーを導入して、めんどくさい手続きをラクにしようぜ」という制度です
内閣府はマイナンバー制度の目標として「便利な暮らし、より良い社会」としています
【3分 ETU】マイナンバーのメリットとデメリット
ここからはマイナンバーのメリットとデメリットについて考えていきます
まずは、メリットを考えます
1. 手続きがラクになった
正直ボクたち学生はあんまり実感はありませんが、ややこしい手続きが超ラクになったみたいです
住民票や年金、税金はそれぞれ別々の番号が割り振られていて、役所の情報管理が大変だったようです
そのため、マイナンバーが導入される前は必要な書類を別々の施設で取得しなければなりませんでした
ですが、マイナンバーが導入されたことにより、社会保障や税に統一の番号ができたため、これまで手間がかかっていた手続きがラクになりました
2. 支援しやすくなった
マイナンバー制度が導入されたことにより、個人の経済状況が明確になりました
そのため、不正に国の支援金を貰おうとしてる人を見つけることができ、必要な人に必要な分だけのお金を支援することができるようになりました
参考:マイナンバー導入のメリット・デメリット(マイナンバー推進協議会)
3. マイナポイント
昨年の秋ごろによく耳にしたマイナポイントですがどんな仕組みかわかりますか?
マイナポイントとは「マイナンバーカードの普及」と「キャッシュレス決済の普及」のためにできたポイントです
マイナポイントは、キャッシュレス決済(クレジットや電子マネー)を行うことで最大5000円で、利用金額の25%分が還元されます
マイナンバーカードを取得してキャッシュレス決済をするだけで、お金が還元されるので結構良いと思います
次に、デメリットを考えます
1. なりすまし問題
アメリカでも「社会保障番号」というマイナンバー制度みたいなやつが導入されています
しかし、アメリカでは不正に番号を扱う「なりすまし」が社会問題になりました
アメリカでは、この社会保障番号を口頭で伝えるだけで本人認証ができてしまうため、なりすまし被害が多くなりました
日本では、アメリカの二の舞を踏まないように、本人認証には「マイナンバーカード」や「運転免許証」のような顔写真付きの身分証が必要になりました
★2. 情報漏えい
以前から、「情報の管理がしやすくなった = 情報をまとめて盗みやすくなった」みたいなことが言われていました
実際に17日、中国に情報が漏れてしまっている可能性があることが公になりました
原因は、年金機構からの仕事を受けた業者が、その仕事を中国の業者に回したことで、中国に情報が漏れたと考えられています
経済大国である中国に個人情報が漏れてしまうと、今後「高齢者を狙った詐欺」や「ボクたち若者を狙った詐欺」が多発することが考えられます
マイナンバー制度が導入され、情報の管理がしやすくなったことは良いことです
ですが、それと同時になりすましや情報漏えいによる詐欺のような問題があることので、早く改善するべきです
こうした問題を少しでも減らすために、政府は今すぐにでもIT分野を強化して、セキュリティを高めることが必要です
【まとめ】
今回は「マイナンバー制度」について書きました
もし本当に流出したのであれば、早急に謝罪することと再発防止するためにどうするかしっかり説明してほしいですね
ここまで読んでいただきありがとうございました!