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15日、日経平均株価が30年ぶりに3万円台まで爆上がりしました
「いや、30年前とは状況が違うよ」って思える、経済に詳しい方々からしたら状況を理解できていると思います
ですが、経済に詳しくない、興味の無い僕たち若者からしたら「いや、それがなに?」としか思いません
そこで今回は、そんな経済に詳しくない人たちに向けて日経平均株価が爆上がりしたことがどういうことなのかについて、ゆる〜く説明していきます
【経済関連】
【1秒 ETU】そもそも日経平均株価とは
日経平均株価とは、世界に誇る最強企業日本代表225選の株価の平均のことです
【1分 ETU】30年前は○○○景気
冒頭に30年ぶりと書きましたが、30年前がどんな経済状況だったのか説明します
ズバリ、バブル景気です
そもそもバブル景気になった原因が「プラザ合意」です
プラザ合意を超簡単に説明すると、「円安のせいでアメリカが損してるから、円高にしてアメリカの景気良くしてやる(日本の景気悪くしたる)」っていう意図的に経済を動かした政策です
プラザ合意のせいで日本は焦って円高対策をしたことが原因で、バブル景気になりました
しかし現在は世界中景気が悪いのもあって、今回の日経平均株価の爆上りは専門家の方々はバブルの時の3万円と今は違うと考えています
参考:1989年の思い出の巻
【2分 ETU】なぜ今回、日経平均株価が上がったのか
バブル景気とは違った上がり方をした日経平均株価ですが、なぜ上がったのか分かりますか?
ワクチンへの期待と金融緩和が原因です
1. ワクチンへの期待
14日、厚生労働省はファイザー社のコロナワクチンの製造販売を承認しました
この影響によって、景気回復への期待が上がり日経平均株価も上がったと考えられます
逆にいうと、コロナの変異種がワクチンが効かなかった場合、日経平均株価はかなり落ち込む可能性があります
2. 金融緩和の影響
現在、日銀は金融緩和という景気を良くしようぜキャンペーンを行っています
日銀はその作戦として、金利を下げています
金利というのは、お金を貸し借りするための手数料です
金利が下がると、お金が借りやすくなるので企業や個人がお金を使うことができるので景気が良くなります
つまり、現在金利が下がっているので、株価が上がっていると考えられています
【3分 ETU】日経平均株価が上がる or 下がるとどうなる?
現在は短期的に日経平均株価が爆上がりしていますが、今後上がり続けるとどうなるのか、また下がり続けるとどうなるか考えていきます
上がり続けると…
では、まず上がり続けるとどうなるか考えてみます
【1秒 ETU】でも書きましたが、日経平均株価は日本の最強企業代表の株価なので、株価が高いと日本の景気が良いことを表します
なので、お金が良い感じに回っているので学生であれば「バイトにいっぱい入れるから稼げる」、社会人であれば「給料、ボーナスが上がる」という状況です
つまり、稼げると使えるお金も増えるので何でも買える超最高の状態が続きます
もちろん大前提として株価が上がるので、もし投資していたら株が上がるのでボロ儲けできます
下がり続けると…
次に、下がり続けるとどうなるか考えていきます
簡単に言えば、すべて上がった場合の逆になります
使えるお金がないので、モノを買わないようになりますし、外食もしないようになります
つまりお金が回らないので、さらに経済が悪くなってしまい倒産する会社も増えますし、就職が困難になります
日経平均株価の変動は景気に大きく影響を及ぼします
つまり、極端に株価が上がり続けたり、下がり続けるとインフレもしくはデフレになってしまいます
そうなった場合、先ほども書いたように日銀が金融緩和を行い、景気回復を行います
【まとめ】
今回は「日経平均株価が爆上がりした」件について書きました
なんとなく「バブルと今は違うねんな」っていうことを理解していただけましたか?
ワクチンがどこまでコロナに効果があるのかが、今後の日本経済の運命を大きく変えることになると思います
今回は以上です、ここまで読んでいただきありがとうございました!