SDGsって何スか?意味、取り組み、これからを簡単に解説

経済

 ※この記事は6分1秒で読めます

 最近、テレビやネットでよく「SDGs」という単語を聞くと思います

 今回は「SDGsってよく分からんな~」って人に向けて、SDGsが何なのか、どんな取り組みをしているのかについて、ゆる〜く解説します

 もちろん「SDGs」のことを知っている人でも復習になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください

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【1秒 ETU】SDGsとは?

 SDGs(エスディージーズ)とは「持続可能な開発目標」のことで、「2030年の地球、今より良くしようぜ」という全世界共通の目標です

 SDGs = Sustainable Development Goals

 ※SDGsは17つの目標と169個のターゲットがあります

【1分 ETU】なぜ最近よく聞くのか

 実は2000年に「MDGs(エムディージーズ)」というSDGsの進化前の政策が作られました

 このMDGsは「2015年の地球を今より良くしようぜ」という政策だったので、2015年からはさらに目標を高くしてSDGsに変更されたことで、話題になりました

 MDGsとSDGsで1番違うポイントは、MDGsは先進国による発展途上国の支援が中心であったことです

 そのため、発展途上国から「いや、先進国もまだまだヤバいことあるやん」と指摘されたことで、SDGsは「国際社会共通」になったと考えられます

【3分 ETU】SDGsに取り組むとどうなるの?

 SDGsに取り組むメリットが「個人」「企業」の場合でそれぞれ異なるので、1つずつ解説していきます

個人の場合

 僕たち一人一人が意識的にSDGsに取り組めば、僕たちの住む地球の環境が良くなります

 例えば、SDGsの14番目の目標である「海の豊かさを守ろう」には、プラスチックごみで海が汚染される海洋プラスチック問題が含まれています

 海洋プラスチック問題を解決するために、現在ではレジ袋の有料化プラスチックを使ったストローの廃止するなどの企業がプラスチック問題に対処しています

 なので、僕たち1人1人が少しだけプラスチックを使わないように意識するだけで、海が綺麗になり、これからも美味しい魚が食べれるようになります

 また、SDGsにはジェンダー問題教育貧困も含まれているので、これらの問題について少しでも意識することで、今よりもみんなが住みやすい地球に変えることができると思います

企業の場合

 なぜ最近、SDGsに率先して取り組む企業が増えているのか分かりますか?

 答えは、ESG投資です

 大前提として、企業は「地球のため」にSDGsに取り組んでいると思いますが、実は最近の投資家の間では「ESG(環境、社会、企業統治)」に配慮している企業に投資するのが主流になっています

 いやらしい話にはなってしまいますが、投資してもらうために、SDGsに取り組んでいる企業もあるのかもしれません 

 ですが、お金のためでもそうでなくても「SDGsに取り組む」ということに関しては一致しているので悪いことではないと思います

【2分 ETU】身の回りのSDGs、3選

 実は、身の回りには結構SDGsが取り組まれたモノやサービスがあります

 今回はそんな身近なSDGsを3つ紹介します

①電気自動車

 ご存知かと思いますが、電気自動車は二酸化炭素を排出しない車なので、環境に超やさしいです

 二酸化炭素の排出を抑えるのは、SDGsの13番「気候変動に具体的な対策を」に含まれます

 加えて、電気自動車はガソリン車に比べて走行音や振動が少ないため、11番の「住み続けられるまちづくりを」にも含まれます

 電気自動車だけでも2つの役割を果たしているので、めちゃくちゃ地球にやさしいことが分かりますね

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②キットカットの紙袋

 プラスチックは自然に分解されることがほぼないので、プラスチックごみは海に流れていってしまいます

 これ以上、海を汚さないようにキットカットは今までプラスチックの外袋でしたが、2019年の9月より紙袋に変更しました

 このようにプラスチックを使わないようにする取り組みは、SDGsの12番「つくる責任 つかう責任」に含まれ、プラスチックごみで海を汚さないようにする取り組みは14番の「海の豊かさを守ろう」に含まれます

 ※プラスチックから紙パッケージへ 「キットカット」のサステナブルな取り組み

③赤い羽根募金

 SDGsといえば、環境問題っていうイメージがありますが、貧困問題もSDGsに含まれます

 小学校、中学校の頃、配られた「赤い羽根」を覚えていますか?

 赤い羽根募金は、貧困問題や子どもの支援、障がい者の支援などの社会問題に幅広く対応しています

 赤い羽根募金に寄付するだけで、SDGsの1番から3番の「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「すべての人に健康と福祉を」に取り組むことができます(もっと含まれてるかもしれません)

 調べたらもっと出てきますが、みなさんが思っている以上に企業や政府はSDGsに取り組んでいると思いますよ

 ※赤い羽根福祉基金

【1分 ETU】これからのSDGsと日本

 SDGsは、環境問題を始め、さまざまな問題を解決するために作られましたが、日本が1番世界よりも遅れている問題は、5番の「ジェンダー平等を実現しよう」だと思います

 最近のニュースを見ていても、日本にはまだまだ根強い「男女格差」があると感じるので、他のSDGsの目標と同様に率先して取り組んでほしいですね

【まとめ】

 今回は、SDGsについて考えてみました

 正直、ボクはあまりSDGsについて詳しくなかったので、恥ずかしながら「SDGs = 環境問題」だと思っていました

 今回取り上げた事例は、ほんの一部なので、意識的に調べていくことが重要だと思います

 ※SDG目標別の個人・家庭でできる取り組みの例 ←こちらもぜひ!

 今回は以上です、ここまで読んでいだだきありがとうございました!

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