投資といえば、真っ先に株式投資を思い付く人は多いと思います
会社の調子を表す表現に「株価」が使われたり、日本経済の調子を表すのに「日経平均株価」が使われます
では、みなさんは「株についてどれくらい知ってますか?」
桐谷さんみたいな人やろ?
仮想通貨よりも株の方が安定してそうよなぁ。。。
と、いうことで今回は「株」がどんなものなのかについて、ざっくり解説していきます
前回の記事で「お金とは何か」「銀行は何してるのか」「金利とは何か」についてざっくり解説しました
※【お金の勉強①】超初心者のためのお金の話|お金、金利、銀行の仕事をざっくり解説
参考
【1秒 ETU】株式会社って、ナニ?
株式会社とは、人から集めたお金で会社を設立や運営をする会社です
【1分 ETU】株で儲かる仕組み、株主の存在
「人から集めたお金」と書きましたが、そのお金を出す人を株主と言います
株主がお金を出してくれるおかげで、株式会社は成立しています
つまり、株主は株式会社で1番偉い存在です
株主は「株式総会」という株主の集まりで、会社の取締役(会社の偉い人)を選んだり、クビにしたりしてます
なので、もし会社の経営が悪くなったとしても、会社が潰れたとしても、すべて株主の責任になるということです
【2分 ETU】Win Winを目指す、株式市場
ここまでの話を簡単にまとめると、株主は「会社にお金を払って、会社が潰れたら自己責任」という立場です
では「株主になるメリットって何だと思いますか?」
主に、「配当がもらえる」「株を高く売れる」という2つのメリットがあります
1. 配当がもらえる
株式会社は儲かったら、株主に恩返しとして配当を渡します
もし株を持っている会社がぼろ儲けしたら、その分配当は多くなります
例えば、
・ディズニーランドを運営しているオリエンタルランドは配当に、1日パスポート券を配る
・丸亀製麺を展開するトリドールホールディングスは食事券を配っています
このように良い配当を出す株は人気になり、株の価値は爆上がりします
参考
2. 株を高く売れる
自分の持っている株の価値が高まると、その株をさらに高い値段で売ろうとする人が出てきます
さらに、あらかじめ上がりそうな株を買っておいて、その株を売ってお金を得る、転売ヤーみたいな手法を使う人たちが集まった場所「株式市場」が生まれました
株界の転売ヤーバトルロイヤル、株式市場
【2分 ETU】貯蓄と投資って違うの?
前回の記事で、
「お金を預けてるなら、もっと利息が欲しい!」という考えが広がり、仮想通貨や不動産投資がかなりバズっています
と書いたので、この部分について深掘りしていきます
※また読んでない方はぜひ!
・【お金の勉強①】超初心者のためのお金の話|お金、金利、銀行の仕事をざっくり解説
仮想通貨や不動産投資と同様に、株も当たればボロ儲けできます
銀行にお金を預けることを「貯蓄」、株や過疎通貨にお金を預けることを「投資」といいます
貯蓄のメリット・デメリット
銀行がリスクを負って他の会社に、お金を運用しているので、預けている側のボクたちには「ほぼリスクはありません」
もし銀行が倒産しても、「ペイオフ制度」により、1000万円までの預金とその利子が返ってくることになっています
ただ銀行は金利がほぼゼロなので、受け取れる利子はほんの少しです
貯蔵は「ローリスク・ローリターン」
投資のメリット・デメリット
株ならば、会社が「倒産するリスク」を自分で負います
ですが、配当や株が上がると、その分受け取れるお金も増えます
投資は「ハイリスク・ハイリターン」
【2分 ETU】株で儲ける仕事、3選
株に関わる仕事を3つ紹介します
1. 証券会社
会社と投資家、投資家と投資家の間に入って、株の売り買いの手続きを行う会社
2. 投資信託
ニュースや新聞が「ここの会社めっちゃ儲かってます」と報じると、その会社の株は爆上がりします
しかし、株価が上がってから株を買ってしまうと、値下がりして損する場合があります
(上がる前から株を持っていた人は、株価が上がったタイミングで売ります)
なので、株で儲けたいなら「どの株価が上がるのか」を事前に調べておかなければなりません
ですが、素人にはどの会社が儲かるのか判断するのが難しいので、「専門家に任せよう!」というのが、投資信託です
※専門家でもミスる場合がありますし、手数料が高いこともあるので注意
3. デイトレーダー
インターネットが普及してから、株の売買は家のパソコンや携帯でもできるようになりました
その影響で、デイトレーダーという、株を「その日のうちに売買する人」が生まれました
デイトレーダーは、「ディズニーランドの1日パスポート」や「丸亀製麺の食品券」のような配当や、長期的な「株価の上昇」よりも、今日の儲けに注目しています
まとめ
今回は「株」についてざっくり解説しました
株式投資をやってみようとしている人は、「ハイリスク・ハイリターン」であることをしっかり分かった上で投資してくださいね
今回は以上です、次回は「税金、年金、保険」について書きます
ここまで読んでいただきありがとうございました!